2005年8月アーカイブ
■ [映画] 「夢みるように眠りたい」
ASIN:私のお気に入りの監督、林海象監督のデビュー作にして最高傑作(たぶん?)。昔、ビデオで何度見た事だろう。何度見ても飽きない。これ以上ロマンチックな映画はなかなか無いんじゃないかな?
無声映画風の作りなのだが、所々に音声が使われていて、この使い方がまた絶妙なすばらしさ。音楽もすばらしくロマンチック。
主役の魚塚探偵役の佐野史郎もこの映画がデビューだったのじゃないかな? 私にとっては佐野史郎と言えば冬彦さんじゃなくこの魚塚探偵ですね。
もうみんな興行収益がどうとかそう言うレベルじゃなく映画が作りたいから作ったという心意気が感じられ、こういう場合自主制作映画に良くある独りよがりに陥りそうなのだがまったくそんな事はなく林海象の才能を感じさせます。
DVDの特典で林海象と佐野史郎の解説が入っていて、素人丸出しだった撮影当時が忍ばれとてもほのぼの。この映画、四畳半の部屋でフィルムを電球に空かして編集したそうな。(笑)
■ [映画] 「フィスト・オブ・レジェンド」
ASIN:中学生の頃、映画館に入り浸って何度も見たブルース・リーのドラゴン怒りの鉄拳のジェット・リー版リメイク。アクション的にはやはりブルース・リーと言う感じだが、映画的にはこちらの方が面白い。
袴もちゃんと履いてるし。(笑)
この映画日本軍占領下の時代が舞台なので日本人は完全に悪者なのだが、本作では単純に”日本人=悪”となっていないところがジェット・リーのこだわり・深みを感じる。まあ、制作年代的な物もあるだろうけどね。
ブルース・リー版とは別物としてみた方が楽しめる。
■ [写真] 大文字の送り火
<%=image_left 0,align='right' '画像の説明'%>二年ぶりに大文字送り火を撮影に行った。今年は京都御苑で撮影。
見る事が出来るのは大文字だけだが、大の字の形も良く植栽の松を前景になかなか良い感じ。
広くて他の場所より人出が少なく感じるのでゆっくり撮影出来る。撮影中の三脚も二回しか蹴られなかったし。(笑)
明日はこれをネタに残暑見舞いを作るかな。
■ [映画] 「花と蛇」
ASIN:安物のアイズ・ワイド・シャット。特典映像で杉本彩さんいろいろ語っていらっしゃいますが、共感は憶えるが、あなたの演技が全くついて行っていない。
残念ながら年齢を感じてしまうようになった彼女の全裸SMが見たい方はどうぞ。
でも、つまんない映画だよ。
■ [仕事] ホントに使うのかな?
今日はひさびさに全国区の雑誌の仕事。
某国会議員さんと某女優さんとの対談撮影。
対談が終わって、最後に特集表紙用の2人で(^_^)の撮影後、こんな感じですとお二人に見せると、議員さんが「おっ!!ちょっと1人だけで撮ってくれるかな?」とご所望。
「何に使われるんですか?」と聞くと、「ポスター」。
って、選挙用のポスター???
急遽10分ほどで撮影はしたものの、そんな準備してないから急場しのぎである事に変わりない・・・・。
まさかホントに使わないと思うけど、ホントに使うなら
撮り直させてくれ〜!! (笑)