2006年5月アーカイブ

20060527_0.jpg最近はストックフォトもデジタル化で様変りしてしまったが、以前はフィルムだったので退色など物理的に古くなったりで数年すると整理されて手元に帰って来たりする。
ここ三年ほどそう言ったフィルムを整理せずに放置していたので溜まりに溜まっていたので、ここに数日ぼちぼち整理し始める。
古い写真を見ているとその頃の事が思い出されて、懐かしいやら、相変らず進歩してないなと思ったり、当然昔の自分は稚拙なのだが稚拙さの中に今に繋がっている物を発見したり、・・・・なのである。
で、この写真はそうして帰ってきた写真ではなく、写真を整理していて思い出して引っ張り出してきたもの。
その頃、北海道十勝地方の広大な農地を守るように植えられている防風林が面白くて、毎日あちこち走り回って撮影していた。
まあ普通にジャガイモ畑やトウモロコシ畑越しに撮ったり、青空や夕焼け空の下に入れて撮ったりしていたのだが、毎日のように通っていた道のいつもは素通りする農地を夕暮れ時に走っていると、乾草を刈ったばかりの手前の農地とその起伏が作り出したうねりと、まだ乾草の残った農地、シルエットになった防風林を、薄雲で適度にデフューズされた西日が反逆光で照らしていて、妙に渋くて格好良かったので急停車してちょこちょこっと撮影したのがこの写真。
この時の撮影旅行で一番お気に入りだったのだが、当時のストックフォト的にはちょっと違うかなと思って秘蔵していた。
引っ張り出してみると保存状態が悪かったのか、なんと二枚撮影した一枚はカビだらけ、この一枚も上の方に若干のカビが・・・・(^_^;
急遽デジタル化して、カビを取り除いて(便利な時代になったものだ)、最近開発した画像処理で少し味付けして、とりあえず出来上がったのがこの写真。
私は好きなんですが、結構格好良くないですかね?
そろそろ誰か使ってくれないかな〜。

ネットで調べ物をしていてAlexaへ辿り着く。
サイトがどれくらいアクセスされているかと言う Traffic Rankings なんてので私が関わっているサイトのランキングを見たりして遊んでいたのだが、日本の写真関係の Website Directory を発見。その中に写真家のHPリンク集(今のところ172人分)を見つけたので、やっぱり有名どころが載ってるなと何気に見ていると、あ行の末席になんと大槻幸男も載っているじゃないですか。
そうか、私も相当有名になって世間が放っておかなくなったんだなぁ〜。(・・)(。。)ウンウン シミジミ~~~
なんて事は無く(笑)
紹介文なんかを見ると、だいぶ以前に登録依頼があって登録したリンク集が元になっているようである。
(゜ペ;)ウーン この文章 どのリンク集だったかな???
あっちこっちリンクしまくってたからな???
ネットは繋がってなんぼみたいなもんだから、まあ何でも良いけど。(笑)
しかし、写真にしろHPにしろ本人をさておいて、どんどんネットを独自に泳いで行ってしまう。
インターネットとは面白いものである。(笑)

今日からストックフォトエージェンシー「イメージナビ」より私の新作の販売が開始されました。
昨年の暮れに、作品の提供依頼と言う事でわざわざうちのスタジオまで御訪問いただき、年初に撮影した作品がアップされました。
作家別での表示もされるのでどうぞこちらから御覧ください。
また、GalleryのStockPhotoのページにも「イメージナビ」のページを作って更新しなくちゃ。

20060509_0.jpg20060509_1.jpgあまりにカワイイ写真が出来てしまったので、アップしてしまいました!!
しかし、我ながら良くこんなカワイイ写真撮れるよな、このおじさんが・・・(爆)
20060507_0.jpg20060507_1.jpg20060507_2.jpgさて、今日も・・・・と行きたいところだが、あいにくの雨なので、いつものように、いつもの道を登って下りるだけにする事にする。
いつもの日曜日である。
雨の上醍醐、なかなか風情があって私は結構好きです。
今年のゴールデン・ウィークは良く歩きました。
おしまい。
20060505_0.jpg今日は、大津の石山寺から岩間寺、笠取を経て上醍醐へ。
距離が長いので早めに出発しようと思ったが、しっかり朝寝坊して石山寺に着いたのが10時過ぎ。ついでに石山寺から岩間寺周辺の地図を持ってくるのを忘れてしまった。
まあ、東海自然歩道だし普通の道だから何とかなるだろう。
住宅街を抜け、京滋バイパスをくぐり、農地を抜ける道をテクテク歩いて、岩間山山頂の岩間寺へつづく道を登って行く。
ここまでずっと車道脇の単調な道。
迷わず岩間寺着。
ここはボケ封じのお寺なので、ちょっと早いがボケないようにお祈りして(笑)釣り鐘を一発突かしてもらう。
少し下ったところに修行用の滝があったのでそこでお昼の弁当を食べて、境内を散策。
20060505_1.jpg散策をしていると、古びた池を発見、早速一句浮かんだのでお付き合いいただこう。
「古池や、蛙飛び込む、水の音」
どうです!!
なかなか良い句でしょ?
20060505_2.jpgそうです、ここは松尾芭蕉がこの句を詠んだところだそうです。
まあそんなこんなでちょっとゆっくりして、また上醍醐へ向け歩き出す事に・・・。
記憶によると、近くの奥宮神社の辺りから笠取へ抜ける山道があるはず、と歩いていくと確かにありました。
その道をゴソゴソ歩いて下っていくのだが、記憶にある距離より少し長いような気はするのだが、まあ何とかなるかとどんどん下っていくと下り終えて車道へ行き当たる。
(゜ペ;)ウーンやっぱりちょっと間違えて少し遠回りな所へ下ってしまったようである。
と言う事で、余分に峠を1つ超えて西笠取目指してテクテクテクテク。
今日も天気は快晴、この辺り京都や大津の近くなのだがとてもそれを感じさせない田園風景(ようするにど田舎(笑))、長い車道歩きなのだがまあ気持ちよく歩けた。
さて、西笠取へ到着して後は上醍醐へ登返せば良いのだが、地図の(この辺りの地図は持っていたのであった)それらしき場所にあった山道へ分け入ってみると、どんどんどんどん道幅が狭くなってとうとうみちが無くなってしまった。
仕方がないので引き返す事に。
20060505_3.jpgおかしいと思ったら写真の右にあった木製の標識を見落としていたようだ。
こんなデカイ物見落とすんだからちょっとお疲れね。(笑)
で、無事上醍醐への登道を登って帰る事に。
途中これも前から気になっている奥の院への分岐があったのだが今日はパスしてまたの機会に。と言っても何時も行くところとすぐ近くだから何時でも行けるのだが、これがまた、なかなか行かないんだろうな。(笑)
上醍醐へは運動不足解消のために毎日曜のように登っているのだが、何時も上り下りしている道以外にも幾つか登るコースがあって前々から一度辿ってやろうと思っていたのだが、近すぎるとかえって何時でも行けると早10年の月日が経ってしまった。
と言う事で、今回のゴールデン・ウィークを利用して辿ってみる事にした。
今日は、京阪京津線大谷駅から音羽山に登り、牛尾観音を経て横峰峠から上醍醐へ。
このコース歩き始めてすぐ急な階段状の山道なのでまだ温まっていない体にはちょっとキツイが、しばらくすると尾根に出るのでここからは気持ちの良い尾根歩きになる。今日は天気も快晴Tシャツ一枚で暑くもなく寒くもなく、新緑にウグイスや小鳥のさえずりを聞きながら時折望める琵琶湖の景色を見ながら快適なハイキング。
20060503_0.jpg音羽山山頂からの景色もこのとおり絶景。(画像をクリックしてもらえると大きく見れます)
と言っても低山ハイクなのでこんなものですが。(笑)
後は牛尾観音へ下って、横峰峠へ登り返して上醍醐へ
20060503_1.jpg上醍醐へ着くと開山堂の前の桜の木が満開でした。
毎年ここの桜が桜の見納めになるのだが、今年は京都の春の花は開花が遅く、ゴールデン・ウィークになってやっと満開になりました。たぶんこの10年で初めてじゃないかな?
20060503_2.jpgこのままいつもの道で帰ろうかと思ったが、ついでなので上醍醐寺務所のわきを下って前から地図で一度歩いてみようと思っていた山道を探検する事にする。
探検するは良いのだが、いざ地図上で分岐があるはずの所へ来てみるとそれらしき道が見つからない。地図を見ながらウロウロしてると山菜詰みをしていた老夫婦が見かねて教えてくださった。位置的にはあっていたのだが、あまりに細くて標識もなく教えてもらわなければ分らなかった。
いざ歩き出してみると奥に行くほどしっかりした道が現れて迷う事もなく無事峠を越える事が出来た。
ちなみにこの峠「幽霊峠」と言うらしい。
老夫婦に謂われを聞いてみたが、ご存じなかったようであった。 残念!!(笑)





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