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[仕事] CMS強化

ASIN:ASIN:CMSとは、カラー・マネージメント・システムの略。ものすごく簡単に言うと、パソコンで画像処理している色と最終媒体(職業写真家の場合だと商業印刷物など)の色が同じに再現されるシステムの事。
これがけっこう大変で、フィルムの時代だとポジフィルムが物理的に存在したので、それを見れば誰でも解ったのであるが、デジタルだとそれぞれが見ているモニターがみんな違ったりするので微妙に色が合わなかったりする。まあ、最近はMacOSXやPhotoshopの色管理が進化して、それほどとんでもなく違う色の印刷物が出来る事はないのであるが、色見本用のプリントを提出しなければならない事もある。
それで、今までも5年ほど前に買ったEPSONのプリンターで、それはそれなりに問題なく色見本用プリントをプリントしていたのであったが、今度AdobeRGBの色域にかなり近いプリントが出来る新製品のPX-G5000が発売されたので、Monacoの測色計も導入して(今まで目測だったのかよ。(^_^;)\(・_・) オイオイ)この際徹底的にCMSを極める事にして、ここ一月ほどゴソゴソやっておりました。
で、今日そのPX-G5000も到着して早速各用紙ごとに”PrinterProfile”も作って、ひとまずはCMS完成。
それ以前と比べてそれほど変わったかと言うと、まあ75〜80点くらいだったのが90〜95点になったと言う感じでしょうか。
今までのプリンターでは再現できなくて色見本プリントを作るのに苦労してた画像も、あっさりプリントされてしまって、やはりそれなりに甲斐があったと言うものである。
ところでこのPX-G5000、あるお買い物系情報掲示板で、色が悪いと言う書き込みを購入前に見かけたのであるが、このプリンター、印刷する用紙とPrinterProfileのマッチングをかなり選ぶようである、私も最初メーカーのProfileと古い用紙で印刷して「ゲゲ(゜_゜;)失敗したかも?」と思ったのであるが、monacoでちゃんとしたPrinterProfileを作って純正用紙で印刷すると、しっかり綺麗に印刷できます。その上、どうやらこのプリンター、色域がモニターのそれより広いのでAdobeRGBで処理した画像だとモニターで表示しきれてない色までプリント出来ているようで、楽しいようなそれはそれで新しい問題発生なような・・・・と言うところである。

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このページは、yukioが2004年12月 2日 22:45に書いたブログ記事です。

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