■ [映画] 「誰も知らない」
ASIN:この”自然さ”はなんだ?昔からドキュメンタリー番組やドキュメンタリー映画は好きで良く見ているのだが最近(最近というよりかなり前から)なかなか良いものに出会えなくなってきている。これは作り手が下手になったと言うより、世の中が直接目で見えにくくなってきているためなんだろう。
ちょっと調べてみると、是枝監督はドキュメンタリーを作ってきたらしい。
なるほどこの映画の”自然さ”の技術は、ドキュメンタリーを撮影してきた人だからできる”自然さ”なんだと納得する。
同時に、ドキュメンタリーという手法では、見えにくくなった現在では描ききれない部分の表現方法としてこの映画の手法が有効なんだと納得する。
まあ、実際の事件の内実はこの映画よりもっと悲惨だったようだが。
ひさびさに新しい日本の映画らしい良い作品を見る事ができた。
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