樹木は毎年一本ずつ年輪を重ねて育って行く。
人生も年輪を重ねて行くもの。
さてある日の夜、入浴中に髪を洗っていると、ゴボゴボゴボとシャワーのお湯が左耳に入ってしまった。
飛び跳ねて出そうとしても、頭をポンポン叩いても、ティッシュで紙縒を作って出そうとしてもなかなか出てこない。左耳はボヨ〜ンとしたまま。
そのうち出てくるだろうとほっておくが、次の日も、またその次の日もいっこうにボヨ〜ン状態は直らない。
のだが、少しずつ改善はしているようである。
そんなこんなで約一ヶ月、さすがにそろそろ直るかなと思ったのが一昨日。
しかし昨日の朝起きてみると、最初のボヨ〜ン状態に戻っているではないか。
(゜ペ;)ウーンこれはヒョッとして難病にかかってしまったのか?? ヒョッとして聴力を失ってしまうのか???
悩んでいても仕方ないので今朝近所の耳鼻科へ・・・・
「先生、左耳がボヨ〜ンとして直りません」
「なるほど、ボヨ〜ンとしてますか」
「はいボヨーンです。」
「もう一月になります」(不安不安不安)
「ボヨーンが一月ですね。」
「どれどれ・・・・・」
「☆☆(゜-゜)ウンッ☆☆ ア〜・・・・こりゃ〜・・・・そうとう耳垢がたまってますね」
「??????? (゜;)エエッ 毎日のように綿棒で耳掃除してますが?????」
「相当以前からの積み重ねのようですね、鼓膜が見えません」
「エッ?(?_?)エッ? そんなに????」
どうやら耳掃除しているつもりが、どんどん鼓膜に耳垢を押し付けていたらしい事が判明。
「それでは早速取る事にしましょう」
ガサゴソガサ
「(^。^)オー!!ウソのように聞えるようになりました」
「いや、まだとれてません」ガサゴソガサ
「さらに聞えるようになりました」
「まだとれてませんよ」
「痛かったら言ってくださいね」
「(;゜)ウッ! ちょっと痛いです」
「ちょっとふやかせてから取りましょう」
ガサガサ、シューシュー、ゴソゴソ・・・・
「ほらこんなに溜まってました」
「(*^。^*)オー!! すっかり良くなりました」
こうして私の年輪は、無事その全貌を表したのであった。
私はクジラか〜!! (爆)